ホーム    

環境への取組


地球の温暖化、酸性雨、異常気象問題・等々、我々は地球に大きなダメージをいくつも与えて来ました。今、我々は地球を労い、地球上の生物に安心、安全な環境を取り戻し、環境負荷を減らし、緑豊かな地域の創造活動を企業理念として取り組んでいます。

のり面の保護・緑化に関する既存技術としては、植生基材吹付工や人工張芝工等種々ありますが、いずれも植物を急速に発芽発根させて緑化を達成し、植物の根張り効果によりのり面の安定に繋げようというものです。即ち“人為的な急速緑化工法”と云えます。

これら既存技術の弱点は、緑化が完成する前の強い気象ストレスに抵抗力が乏しいことです。すなわち、緑化完成前に強い風雨に打たれるとのり面が侵食を受けたり、草本類の過繁茂、被圧により樹木類の導入は困難となり、目的の植生遷移を得ることが困難となります。

弊社が開発した「多機能フィルター」工法は、マットを敷設するだけでフィルター構造の不織布の機能により土粒子の動きを止め、雨水による侵食を防ぐことができるため、水域への環境保全のみならず、草本類、木本類の計画的導入が可能となります。

更には、生育基盤の保水性の向上ならびに土壌微生物相の改善効果により自生植物の導入も容易となり、各地域の理想的な緑の復元が可能となります。このように、「多機能フィルター」工法は、水・土壌・緑の自然環境と共生しながら樹林化できる工法です。

2001年10月12日付で(財)土木研究センターより「多機能フィルター・MFタイプ」が建設技術審査証明[建技審証 第 0106号]を取得しました。植生マットとしては栄えある第1号の取得です。

1998年には国土交通省『NETIS』(新技術活用促進システム)に登録済 [登録番号CG980018号]であり、1999年には「第24回・発明大賞福田特別賞」(日本発明振興協会・日刊工業新聞社共催)も受賞しました。

「多機能フィルター」は道路、河川を問わず、のり面緑化のニューリーダーとして国土の自然環境復元に貢献しております。

<<   前へ   

   

次へ   >>